Rake
各potから引かれるhouseの取り分。1ハンドでは小さいが、セッション全体では大きくなる。
$1/$2のliveゲームを例にする。cutoffからA-Kでopenし、big blindがcallして、毎streetでbetとcallが続きpotは$40まで膨らむ。勝者がそれを取る前に、houseが5%のrakeを引く。トップから$2で、そのステークスのcapを十分下回っているのでcapは発動しない。ハンドに負ければrakeの影響はなく、勝てば自分のpotに通行料を払うことになる。一部のルームはno flop, no dropを採用しており、preflopで終わるpotはそのままきれいに残る。見る全てのflopでその取り分を積み重ねると、紙の上では$200勝っている夜も、実際に持ち帰るのは$30少ない額になる。
だからこそ、甘いテーブルで最も上手いプレイヤーでも勝ち越しの夜が約束されているわけではない。8人の相手に加えて、争われた全potに対する固定税を相手にplayしているのであり、その税はlooseでactionが多く、ハンドが深く進む、railから見ると一番おいしそうに見えるテーブルほど強く効いてくる。それは自分の算数も変える。break evenに見える薄いvalue betや投機的なgutshotのcallも、rakeを織り込んだ途端にマイナスへ傾く。だからpositionとハンド選択は、単純な勝ち数が示す以上に重要になる。
初心者のミスはそれを無視することだ。勝ったチップと負けたチップだけを追い、houseが引いた分を差し引かず、勝ち越したはずのセッションがなぜか薄く感じる理由や、ハンドごとにはbreak evenのプレイヤーが密かに負け越している理由を、いつまでも把握できない。