マック(Muck)
見せずにfoldすること、あるいはshowdownで負けたカードを捨てること。
buttonでKc Qcを持ってraiseしたとする。big blindがcallする。flopはQh 7h 3dで、king kicker付きのtop pairになる。turnは9hで、heartsが3枚出る。相手はcheckし、あなたがbetすると、potに近いサイズでcheck-raiseされる。あなたはheartsを1枚も持っておらず、そのサイズはflush完成の匂いがする。top pairではそれに立ち向かうには弱すぎるのでfoldする。そしてKc Qcを表向きにtableする代わりに、muckに投げ込み、そのcallがどれほど際どかったかについて何も明かさない。
その沈黙こそが要点だ。muckに投げ込まれたハンドは何も明かさない。自分のカードも、bluffだったのか間違えて最強のハンドをfoldしたのかも。優れたプレイヤーは誰も見ていないheads-upでも習慣としてmuckする。無料の一目は全てテーブルへの情報になるからだ。この言葉はshowdownにも当てはまる。負けている場合、カードを1枚ずつめくって負けを見せる必要はない。ディーラーにmuckするよう伝えれば、それが日の目を見ることは二度とない。
showdownには順番があり、それを知っていることが身を守る。riverで最後にbetまたはraiseしたプレイヤーが最初に見せる。riverがcheckで回ったなら、buttonの左隣から見て最初の生きたハンドが先に見せる。最後にcallすることは、自分のハンドをどうするか決める前に、payした相手のハンドを見る権利を買うことでもある。負けていれば静かなmuckが続く。確信が持てないなら、代わりにカードを表向きにすること。tableされたカードは自ら語る。ディーラーがboardを読み、あなたが気づいてもいなかったstraightでもpotを勝ち取る。
あの山は一方通行だ。一度カードがmuckに触れれば死んでいる。急に「やっぱりtwo pairが良かった」と思い出しても、ディーラーは掘り返してくれないし、特定できなくなったハンドをフロアの裁定が生き返らせることもない。ここに本当の危険が見えてくる。高くつく大失敗は、負けハンドをmuckすることではなく、勝ちハンドをmuckすることだ。boardを読み間違え、自分でも見えていなかったriverのflushをmuckすれば、potはより悪いハンドへ滑っていき、取り返す手段はない。showdownでheads-upなら、少しでも疑いがある限り、tableすることは無料の保険だ。
もう1つの典型的なミスは、muckする際に何かを証明するためハンドをちらつかせることだ。大きなbluffやslow-playしたsetを見せてもpotの上では何のコストもかからないが、テーブルに無料の読みを渡してしまう。それこそmuckが防ごうとしていることだ。直し方は意図して退屈にすることだ。ハンドがどうだったかに関係なく、毎回同じ動作、同じ速さで。muckは、あなたが預けた秘密を全て守り続けてくれる。